2023/04/09 11:32

こんにちは、

-femme- a.juchi(ふぁむ あとりえ じゅち)の

めめです。



この度、来たる6月1日(木)10:00に

ショップがオープンすることになりました!

そこで、-femme-を立ち上げた経緯について

お話しします。


結論から申し上げますと、

ロリータを着たいけど年齢的に厳しいから…と

年齢を理由に諦めて欲しくない、応援したいという

そんな思いから-femme-を立ち上げました。


では、少し長くなりますがお話ししていきます。


プリンセスのドレスやフリフリのお洋服が好きだった幼少期。

母の好みではない為、あまり着させてもらえなかった記憶があります。

今でも覚えているのが7歳の七五三のことです。

わたしが選んだのは、白雪姫のドレス。

しかし母に断固拒否され、結局ドレスは着られず、舞妓さんの衣装一着となったのです。


ロリータファッションを知ったのは高校生の頃。

たくさんのフリルやレース、プリンセスのドレスのように膨らんだシルエット。

わたしの好みのど真ん中です。

好きにならないはずがありません。

しかし、ロリータのお洋服はとても高く、

お年玉で一年をやりくりしなくてはいけないわたしには、

到底手の届かない、憧れのお洋服でした。


専門学生になり、アルバイトも始めて自由に使えるお金が少し増えてからは、

フリルのついたブラウスやスカート、今で言う地雷系や量産型のお洋服を好んで買っていました。

ゴシック&ロリータバイブルを読んでた時期もあります。


悩みが出てきたのは25歳の時。

ある日ふと、好みと年齢が、合っていないように感じたのです。

好みは10代後半から20代前半の若いファッションのままなのに、

年齢だけが大人になっていく…

年相応の服装をしなければ。

それって一体どんな服装?

そんなことを考えながら好みのお洋服を諦め続けて5年目です。

わたしは今年で30歳になります。


実はハンドメイド作家2年目でして、

あとりえ juchiとして主に金属アレルギー対応のアクセサリーを作って販売しています。

1月の対面販売のイベント後、

次回はもっと可愛い服装で参加したい。

どうせならウィッグを被ってシンプルなロリータを作って着よう。

ロリータ人口は少ないので目立ちます。

お客さまに覚えてもらえるかもしれない。

30歳になるからと言って、好きなものを諦める必要なんてないじゃないと、ある意味開き直りました。


同時に、

もしかしたら、他にも自分と同じように年齢が気になって諦めている方がいるのではないか。

そうだとしたら、シンプルで控えめなデザインのものがあれば、挑戦しやすくなるのではないか。

と考えるようになりました。


好きなものを身に纏っている方は自信があって、

キラキラ輝いて魅力的で楽しそうです。

年齢を理由に好きなものを諦めてほしくない。

何歳だって好きなものを好きに着て良い。


-femme-はそんな思いから立ち上がったブランドです。



長々と書いてしまいました。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。